つわり中に夫が出来る事と出来ないこと
つわりは非常に個人差があり「○○すれば大丈夫」という方法論はないという結論にはなるのですが、夫として出来る事と出来ない事をお伝えすることで、男性陣に何かしらのお役に立てればと思いブログにしておくことにしました。
現在、妻が妊娠17週目になります。本格的なつわりが開始したのは、妊娠6週目からとなります。徐々に酷くなり、ピーク時には水分も取れない状態となり、10日程入院することになりました。長期な入院になると、6か月以上入院される方もいらっしゃるようです。
現在、つわりはほとんど終了し少しずつ食べる事が出来るようになりました。ここまでの道のりは、つわりを直接に経験していない私でも非常に長く感じました。つわりの症状を落ち着いた今だから言える事ですが、つわりの症状軽減させるために夫が出来ることは「何もない」という一言になります。
つわり中に夫が出来ることは「何もできない」を日々日々実感することになります。本当に出来ることは何もありません。もちろん、家事全般は私がやりますが、それでつわりが楽になるわけでもないので。
あまりの辛さに、妻が泣いていても背中をさする事しか出来ません。何もできない日々が夫にとっては、非常に辛い状態になります。(奥さんはもっと辛いんですけど)女性陣の「つわりはもっと辛い」の声が聞こえてきそうですが、今回のブログは男性陣だけでこそっと話す会というイメージでお読みください。
■1.つわりは基本的に何かをして一気に改善することはない
つわりの症状を軽減するために、色々とググって試してみましたがコレと言った解決方法は無いように感じました。(ダメもとで試す価値はあるかも)脱水症状が酷くなり、病院に行くと漢方を処方されましたが妻の場合は、症状の改善は見られませんでした。
|症状を軽くするために出来ることが無いので、これくらいかな
つわり中に夫が出来ることは「妻がして欲しい事をやってあげる」ことくらいだと思います。つわりの症状にもよりますが、我が家の場合には
匂い、飲食、常時吐き気という症状が出ていました。
食べられない、水分も取れない=体力が落ちるという悪循環で、体重もマイナス8キロというまであっという間でした。
妻いわく、つわり中は「一生、食事が出来ないと思った」そうです。
■2.私(夫)がやったこと
|1.食べられそうなものを聞いて、準備しておく
つわり中は個人差はありますが、日によって「食べれそうなもの」が異なります。おにぎりが食べられそうな日、食パンが食べられそうな日、アイスなら食べられそうな日など、日によって異なります。
私は仕事帰りに「何か欲しいもんある?」と連絡し、買って帰るという日々を過ごしていました。我が家では基本的にファストフードを食べる習慣はありませんが、つわり中に「ポテトフライなら食べられそう」という事で、度々購入して帰りました。
後、「ゼリー」が食べやすかったようです。嘔吐を繰り返し、食道が炎症を起こして固形物の飲食は痛みが伴うようで、ゼリーは食べやすかったようです。
|2.「大丈夫」の声掛け(距離感が難しい)
日々辛そうな妻を見て「大丈夫」と声をかけていましたが、過度の声掛けはストレスになりあまり良くないという事なので、男性陣ホドホドにしておきましょう。
先ほど妻に「つわりのピーク中に、大丈夫って聞いたのストレスになった?」と聞いたところ
「自分の事で精一杯で、あんまり覚えていない」という事です。(妻なりの気遣いだと思います)
つわりのピークが終わった今だから言えますが「大丈夫?して欲しいことがあったら言って」のスタンスで、声が掛るのを待つというスタンスが丁度いいかなと思いますが、女性陣いかがでしょうか?
|3.基本的に妻が何もしなくても良い状態を心掛ける
幸いに私は、一人暮らしの経験が長い事と以前に板前経験があるので、炊事洗濯が何とかできます。「妻がつわりと戦う」以外に何かする必要が無いことを心がけました。
こう書くと「出来た夫」のように、書いていますが現実はそんなにキレイなものではありません。炊事洗濯もやることはやりますが、妻と同レベルで出来るはずもなく、男仕事の大雑把な内容になっていました。www
■まとめ
我が家は何とかつわりのピークが無事終了しましたが(と書いている今、歯磨き中に嘔吐しています。「体調が回復し、調子に乗って食べ過ぎた」らしいです)夫婦で「ただただ、待つ」という事しかないように感じます。無事産まれてくるであろう子供を想像しながら、乗り越えて下さい。